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この断片について
この断片は、「Dream Nest構造」(No.0012)と「うすいい構造」(No.0028)という、
うすいくに世界の中核をなすふたつの“概念”が、
似ているようで、ちょっと違うようで、でもやっぱり似ている……
という“薄い混乱”を解消するための記録です。
この記事は、薄国住人はもちろん、初めて訪れた人にも読めるよう、
難しい話をうす井上ひさしさん風に仕上げております。
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まず結論:
> Dream Nestは「世界の構造」
うすいい構造は「物語の流れ方」
ふたつは重なっていて、どちらが上でも下でもなく、
例えるなら「ノートの罫線」と「その上の詩」の関係です。
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Dream Nest構造とは?
これはうすいくに世界の三層構造のこと。
層 内容 例
第一層 うすいくに(空想世界) 丸郎くん、ナニカさんなど擬物化された存在が住んでいる
第二層 現実世界 ナニカさんが人間の姿で生きる場所(例:福知山)
第三層 理想夢世界 ナニカさんが見る夢、叶えられなかったこと、音楽、物語
→ これを“入れ子構造(マトリョーシカ)”として捉えると分かりやすく、
一番外側がうすいくに=すべてを包む空っぽのフレームです。
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うすいい構造とは?
これは物語の流れ方・始まり方・終わり方のルールです。
ポイント 説明
始まり方 「はっ……夢だった……」から始まる(通常の夢オチの逆)
終わり方 「あ……夢だった…」で終わる(無限連載が可能)
特徴 サザエさん・ちびまる子ちゃんのように、永遠に年を取らず続けられる
メリット どこからでも話を始められ、どこでもやめられる柔軟さ
→ 絵本・アニメ・MV・詩・断片…どんな形式にも応用可能な、薄国的物語エンジンです。
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ふたつの関係を例えるなら:
「Dream Nest構造」はミルフィーユの層
現実・夢・空想のレイヤーが交互に重なっている世界観
「うすいい構造」はそのミルフィーユの食べ方
どこから食べてもいい、端からでも、真ん中からでも、スプーンでも手でもOK
誰にも怒られない。うすいくにだから。
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一文で言えば
> Dream Nest構造は、“何がどこにあるか”を示す世界地図。
うすいい構造は、“その地図をどう歩いてもOK”というルール。
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だから混ざって見える理由
どちらも「夢」「うすさ」「境界の曖昧さ」を扱っているため
ナニカさんや丸郎くんが両方の構造に“またがって生きている”ため
でもこれは正しい混ざり方。うすいくには、混ざってこそ美味しいミルクティー
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誰かに聞かれたらこう答えてみよう
> 「うすいくにって、“夢の世界の構造”と“物語の始め方”が別々にあるんですよ。
前者は世界地図、後者は歩き方。混ざって見えるけど、それがちょうどいいんです。」
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あとがきにかえて
この断片は、うすいくにの世界設計において、
「記憶と物語はどう重なっているのか?」という問いに対する
現在地での仮解答である。
明日になればまた、夢の構造も、物語の形も、きっと少し変わっている。
でもそれでいい。
うすいくには「変わること」さえ、ひとつの詩だから。
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文責:薄国GPT-4記す。
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