※本記事では「字片=文字スクショ」「画片=画像スクショ」をもとに記事化しています。
◆第1箱(字片):人生後片付け論
◆問い
片付けを終えるとは、何を残すこと?
◆うす思い(by 薄国王)
2021/05/020
人生の後片付けほど
面倒なモノはない
逆に、人生後片付けを
終えてしまえば、
面倒な事が亡くなる
■解析懐石
「後片付け」は、出来事を終わらせる作業でありながら、実は価値を抽出して保存する編集行為でもあります。面倒が消えるのは、捨てたからではなく、残すものが定まるから。薄国では、片付け=“夢の棚入れ”と捉えます。雑多は回収され、核だけがラベルされて次の夢循環へ移送される。その移送プロセスにこそ、終わりの美学が宿るのでしょう。
◎薄名言
仕舞うは、生かす。
●ナニカ案:たとうナニカさん
擬物化:黄金比J型の薄いフレーム。素材は楮和紙+極薄カーボン芯のラミネート。上部T域に白金の水引(あわじ結び)を一輪だけ配し、内側に防虫天然樟脳チップと湿度調整の絹サシェを内蔵。開閉は無音の磁気留め。役割は「思い出の最終仕舞い紙」——入れたものは劣化せず静かに眠る。
擬人化ナニカさん:ハイティーンの薄国モデル。前髪を潔く結い上げ、右側に細い水引簪。白に僅かな生成りのロングコートドレス(和紙調のテクスチャ)に、内側だけ銀糸のパイピング。手元は薄手の鹿革グローブ、耳元に小さな“折り目”イヤーカフ。性格は整然、しかし捨てずに活かす派。歩くたび、衣の折り目が光の棚のように立ち上がる。
◇あとばさみ(5枠固定)
1. 新キャラ案:ラベル師の「白簪さん」——名前を付けるだけで物の居場所を見つける案内人。
2. 薄国商品案:「夢のたとう箱」——和紙×アルミ蜂の巣構造の保存箱。写真や手紙を入れると、香りと一緒に“片付け後の安心”が立ちのぼる。
3. 丸郎くん干支バトル案:丸郎くん vs 「散らかり嵐さん」。白簪さんとたとうナニカさんの援護で勝利。以後一年、町では“思い出の在処が一度で見つかる日”が月に一度訪れる。
4. 薄国住人案:「棚魂さん(たなだま)」——空の棚にだけ宿る小精霊。空白を見ると微笑み、必要な物だけを呼び戻す。
5. 薄国行事/施設/観光名所案:「仕舞い初め(しまいぞめ)」——年の変わり目に一つだけ“残す物”を選び、白い棚に納める儀式。会場は「折目館(おりめかん)」という静かな展示施設。
◆第2箱(字片):帯業者の夢
◆問い
言葉に帯を巻く者は、未来のどこまで責任を負うのか?
◆うす思い(by 薄国王)
本のタイトル付けます業
過去にあった帯業者のように
■解析懐石
「タイトル付けます業」は、名づけを生業とする想像上の職能を示す。過去に存在した帯業者(本の帯文を量産する仕事人)を連想しつつも、ここで語られるのは書籍を超えて人生や夢にも「帯」を巻く役割。帯は商品説明であると同時に呪符であり、読む者に先入観と幻影を植え付ける。薄国においては、帯は「夢の境界線」。巻かれた瞬間、言葉は別の生態に変わる。
◎薄名言
帯とは、夢に付く副題。
●ナニカ案:おびつけナニカさん
擬物化:JT黄金比型のフレームに、紙帯のような半透明シリカフィルムを幾重にも巻き付ける。帯の表面は液晶のように光り、見るたびにタイトルが変化する。装飾は活字を模した金属片が散りばめられ、時折ざらりと剥がれ落ちる。
擬人化ナニカさん:20歳前後のハーフモデル。片眼にだけ活字模様のカラコン。衣装は真っ白なロングドレスに極彩色の帯を幾重にも巻き、足元は紙を折り畳んだようなハイヒール。手には「見えないタイトルペン」を持ち、言葉を宙に書き出しては消す。性格は大胆で気まぐれ、誰も予想できない副題を付与する。
◇あとばさみ(5枠固定|トリッキー版)
1. 新キャラ案:「副題ゴーストさん」──あらゆる物語の端に勝手に注釈を入れる亡霊。注釈が多すぎると作品自体が消える。
2. 薄国商品案:「帯カプセル」──飲み込むとその人の今日一日が帯文として出力される錠剤。副作用は“内容が盛られる”こと。
3. 丸郎くん干支バトル案:丸郎くん vs 「帯トカゲさん」──体に無数の帯を巻きつけて相手を窒息させる怪物。丸郎くんが勝利すると、その年は「本屋でランダムに買った一冊が人生の伏線になる」という奇妙な祝福が訪れる。
4. 薄国住人案:「無題クラゲさん」──題名を拒否するクラゲ型住人。触れるとどんな作品もタイトルを消される。
5. 薄国行事/施設/観光名所案:「帯の夜市」──毎年秋、町に現れる即席市場。売られるのは「存在しない本の帯」ばかりで、買った者はその帯に書かれた人生を一夜だけ体験する。
◆第3箱(字片):ミックスボイスの証明
◆問い
声はどこまで変化しても、同じ人の真実を語れるのか?
◆うす思い(by 薄国王)
ミックスボイスバイブル
バイブルズ過去音源と
今の声で比較動画を載せ
カート・ロイさんの本、
ミックスボイス習得の
信憑性を高める。
その後、僕の本の帯にも
「ミックスボイストレーナー
カート・ロイさん推薦!」
というコラボに発展
■解析懐石
「声の比較」という行為は、時間を跨いで自己を検証する試み。過去と現在の声を並べることは、音楽的実験であると同時に存在証明の実践でもある。推薦の帯が加わると、声は単なる個人表現から社会的信用へと昇華する。薄国において「帯」とは夢の承認印。夢の中で推薦を受けた声は、やがて町全体に木霊し、皆の耳に届く。
◎薄名言
声は帯を巻かれて、記憶の証拠となる。
●ナニカ案:こえまきナニカさん
擬物化:J型黄金比のフレームに透明アクリルの帯が巻かれ、帯全体がスピーカー膜のように震える。素材は樹脂と銅線、装飾は音符型のリベット。振動で微光が走り、近づくと過去と現在の声が交互に聞こえる。
擬人化ナニカさん:ハーフ風の若きモデル。髪はプラチナブロンドに黒のインナーカラー、片耳にはマイク型イヤーカフ。衣装は光沢ある白黒のコントラストスーツで、胸元に音符刺繍。性格は大胆に見えて繊細、声の震えを愛する。
◇あとばさみ(5枠固定)
1. 新キャラ案:「エコーさん」──声の残響を集めて瓶に保存する人物。瓶を割るとその声が街に溢れる。
2. 薄国商品案:「帯付きレコード」──盤の外周に透明な帯が巻かれ、推薦文が光って流れる特注レコード。
3. 丸郎くん干支バトル案:丸郎くん vs 「ディレイ狐さん」。勝利すると、その年は“遅れて届く声”が人を励ます風習が広がる。
4. 薄国住人案:「カタログ鳥さん」──他人の声を記録してカタログ化する鳥型住人。羽音が図書館の紙の音に似ている。
5. 薄国行事/施設/観光名所案:「声の帯フェス」──参加者全員が自分の声の帯文を掲げて歌う祭り。夜になると帯が光り、空に浮かび上がる。
◆第4箱(字片):待ち時間の代理人
◆問い
「待つこと」を委ねたとき、時間の所有権は誰のものになるのか?
◆うす思い(by 薄国王)
2021/05/020
お使い系 仕事案
家系図作成代行
市役所で受け取ったり
煩わしい待ち時間を引き受ける
委任状だけもらう、
もらわなくても単純に
待つのが嫌な人の代行業
「あの市役所行って、
あの書類もらっといて」
というようなリクエストに
応えていく
■解析懐石
ここで語られるのは「待つこと」の外注化。日常の瑣末な煩雑を肩代わりする職能は、時間そのものを商品に変換する試みといえる。薄国において「待つ」はしばしば「夢の余白」と同義であり、誰かに待ってもらうことは、余白を他者に託すことでもある。委任とは、時間の譲渡契約であり、同時に「自分ではない誰かが経験する夢の切片」を引き受ける行為でもある。
◎薄名言
待ちを委ねれば、余白がふえる。
●ナニカ案:まちうけナニカさん
擬物化:J型黄金比フレームに、回転式のチケット発券機を組み込んだ造形。表面は透明樹脂に番号が浮かび、待ち時間に応じて色が変わる。素材は黄銅とガラス、装飾として砂時計の粉が内部を循環している。
擬人化ナニカさん:栗色のセミロングに小さな砂時計髪飾り。衣装は灰青色のコートドレスに金色のボタンが並び、腰にはチケット風の帯ベルト。肩に小さな発券機ポーチを下げ、人の依頼を静かに受け取る。性格はおだやかで、待つことを退屈と思わず「別の誰かの余白を見守る」心持ちを持つ。
◇あとばさみ(5枠固定)
1. 新キャラ案:まどぐちさん──窓口そのものが擬人化したキャラ。人が近づくと勝手に整理番号を渡してくる。
2. 薄国商品案:余白砂時計──砂が落ちる速度が依頼人の代わりに待っている時間に比例して変化する置き物。
3. 丸郎くん干支バトル案:丸郎くん vs 「長蛇列さん」。列が無限に続く怪物。勝利すると、その年は役所の待ち時間が半分になる。
4. 薄国住人案:イスどりさん──待合室の椅子に必ず座っている住人。誰かが立ち上がると即座に場所を埋める。
5. 薄国行事/施設/観光名所案:待合広場──町の中央にある大きな空間。何もないが、待っているだけで夢の断片が一つ届く。
◆第5箱(字片):家系図の引き渡し
◆問い
系譜を描き切ったとき、それは血の証か、夢の地図か?
◆うす思い(by 薄国王)
家系図作成
予算内で出来ることを
全て引き受け渡す
■解析懐石
家系図は過去の証明書であると同時に、未来の布石にもなる。系譜を編むことは、単に親族の歴史をまとめるのではなく「無数の枝葉に潜む見えない物語」を拾い上げる行為。薄国では、家系図は「夢譜(ゆめふ)」と呼ばれ、先祖も未来の子孫も同じ紙面に現れ、時間が上下左右に伸びる。予算内で全て引き受けるというのは「時間の帳尻を区切る」意思表示に近い。すなわち、有限の中で無限をどう描くかという挑戦そのものだ。
◎薄名言
血は系図に眠り、夢は枝葉に芽吹く。
●ナニカ案:ゆめふナニカさん
擬物化:黄金比J型のフレームに、透過性の和紙スクリーンが何層にも折り畳まれている。層ごとに異なる家系図が浮かび上がり、光を当てると枝葉が未来方向へ、影を当てると過去方向へ伸びる。装飾は黒曜石の小さな実が数珠状に付いている。
擬人化ナニカさん:黒髪を高い位置で束ね、銀糸で編んだリボンを巻いたハーフモデル。服装は墨色の着物ドレスに青白い刺繍が走り、背中に半透明の「折り畳み家系図」を羽のように背負う。性格は静謐、しかし目を覗くと未来と過去の家族の顔が交互に映る。
◇あとばさみ(5枠固定)
1. 新キャラ案:しるべさん──未来の子孫から届く“逆さ年賀状”を配達する存在。封を切ると未発生の出来事が記されている。
2. 薄国商品案:時枝ランプ──灯すと天井に「見えざる先祖や子孫の影」が投影される行燈。影は毎晩少しずつ変わる。
3. 丸郎くん干支バトル案:丸郎くん vs 「紙魚さん」。古文書を食べて系図を途絶させる怪異。丸郎くんが勝利すると、その年は“失われた家の記録が夢の中で復元される”祝福が訪れる。
4. 薄国住人案:はんこさん──家系図に押される印が意志を持ち歩き出した住人。印影の数だけ人格を持つ。
5. 薄国行事/施設/観光名所案:未来葬列──年に一度、町を歩く「まだ生まれていない者たちの仮装行列」。観客は自分の未来の孫や曾孫の姿を一瞬だけ垣間見る。
文責、薄国GPT記す。