|第1箱
六法ボソボソ睡眠予備用
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淋問い
法律は、眠りを妨げるのか、誘うのか?
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うす思い(by 薄国王)
これはYouTubeのメモ。
六法を読み上げるだけの睡眠用ナレーション…
まぁこういうのも誰かやっていそうですね…
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解析懐石
法律という“重さ”を、「良声」や「ボソボソ声」によって中和しようとする夢想。
「読まれるための知識」ではなく、「眠られるための知識」として六法を扱う構想は、
まるで法典を**“夢のインテリア”に変換**するような行為にも見える。
刑法179条~185条にわたる条文の数々。
その内容の重たさ──性犯罪、賭博、重婚など──を、あえて“音声のぬるさ”で包む。
そこに潜むのは、「知識の倫理を問いながら、それでも眠りを守りたい」という、
薄国的ゆらぎ倫理かもしれない。
「法だけ読むロボット」が夜な夜な起動し、
眠る前の耳にだけ聞こえる“誰にも怒られない六法”。
それは、知識を恐れないための、やさしい耳栓になるのかもしれない。
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薄名言
読むためでなく、聴き流すための六法もある。
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⚽️ナニカ案
ホウレイナニカさん(擬物化)
J型ナニカフレーム、薄ピンクのフェルト素材。
表面にうっすら条文プリント。触れると静かに“読まれない声”が染み出す。
装飾:上部に寝息のようなエコーを表現する光輪。
静けさと制度が同居する、睡眠補助型ナニカさん。
擬人化ナニカさん案
名前:ホウレイナニカさん
外見:ハーフモデル風、寝ぐせ混じりの前髪、口元に薄笑い。
ファッション:六法柄のルームウェア、眼鏡はかけていない。
性格:読まなくていいよ、と言いながら条文をめくる。
小道具:読み上げ機能が壊れたラジカセ。
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あとばさみ(創作用メモ)
創作・商品アイデア集:
『ホウレイCD:第1巻 睡眠用六法』
→ナレーターによる“感情のない”読み上げ。耳に優しい無音に近い声。全12法収録。
『六法ピロー』
→枕カバーに刑法条文を印刷、触れると静電気で条文が一瞬光る。読む気を起こさせず、眠気を誘う。
『ボソボソロボ L1(エルワン)』
→薄国グッズ初の寝言ロボ。起動すると「第184条、重婚…」とつぶやいてすぐ電源が切れる。
『読まれない六法手帖』
→手書き風フォントで構成されたミニ条文集。あえて読みにくくし、視線が滑って眠れる設計。
『ナニカさん朗読シリーズ:ホウレイナニカ編』
→擬人化ナニカさんが夢の中で条文を読んでくれる映像コンテンツ(SUNO音声付き)。
|第2箱
フハハハ!音楽家の条件
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問い
音が出れば、それはもう音楽なのか?
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うす思い(by 薄国王)
薄い音楽家になれると高笑いしてますね…
まぁ特に資格もないので、音が出るなら人類皆、いや、全て音楽家とも言えますね…
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解析懐石
スクショ内には、はじまりのタイトル「YouTubeの怖い、うすいくにのうた」。
この言葉には「インターネットの海を漂う怖さ」と、「うすいくに」という夢的な避難所が同時に投影されている。
そしてこのメッセージの本質は、**「作詞作曲者とは名乗った者勝ちである」**という、薄い真理の叫び。
資格も賞歴もない、でも音がある。録音があり、iTunes登録すれば、
それだけで名乗れる。──「僕も音楽家…フハハハ!」
これは、権利と自称と発信の間にある、
**「音楽とは何か」「音楽家とは何者か」**という深遠な問いを、
フハハハと笑い飛ばす勇気そのものである。
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薄名言
名乗ることで職業になる。笑えば肩書になる。
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⚽️ナニカ案
オンガクカナニカさん(擬物化)
J型ナニカフレームに、音符ではなく波形データが織り込まれている。
装飾:上部に「REC」と赤く点滅するシグナル、小さなマイク型の王冠。
質感:樹脂と紙の中間、ボイスメモを記録する素材。
特徴:録音さえされれば存在できる“録られ系”ナニカさん。
擬人化ナニカさん案
名前:オンガクカナニカさん
外見:ヘッドフォンを肩にかけた、気怠げなハーフモデル
ファッション:レコーディングブースでそのまま寝られる部屋着
性格:「録れたら、それが曲でしょ?」と平然と言うタイプ
好きな言葉:「音が出た、それでいいじゃない」
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あとばさみ(創作用メモ)
創作・商品アイデア集:
『うすいくにレコーディング券』
→ナニカさんが1曲ぶんの音源を吹き込んでくれるチケット。録音した瞬間、君も音楽家。
『フハハハ!Tシャツ』
→“僕も音楽家…フハハハ!”の文字を音波形でプリント。録音記念にもなる。
『音が出れば誰でも音楽家バッジ』
→録音すると自動的にLEDが点灯し「音楽家認定」。推しナニカさんとのコラボ可。
『うすい音楽家スタンプ帳』
→CDやサブスク登録のたびにスタンプが貯まり、最終的に「うすい音楽神」に昇格。
『オンガクカナニカさんの寝録(ねろく)アルバム』
→寝ながら鼻歌を録ったような曲だけを集めた作品集。SUNO対応。
第3箱
「売るものしか考えない」思想の行方
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問い
忘れる言葉と、売れる言葉のあいだに何が残る?
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うす思い(by 薄国王)
これも何か薄国が大きな会社になると確信している、自信満々のLINEですね…
いや〜この頃の元気がうらやましい…
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解析懐石
LINEの文面は数か月で消える──という時間意識。
そこに浮かぶのは、「覚えておくもの」と「忘れてよいもの」との選別。
そして続く言葉は、「売るものしか考えない」「無駄を省く」「権利だけ貰う」。
この断片は、単なる効率主義ではなく、無数の"薄い損失"を避けるための思想とも読める。
一見ドライで功利的なようでいて、そこには時間・記憶・手間・信用といった、
目に見えないものを“残さない”という哲学がある。
誰かが忘れる前に、売れるものに変えておく。
権利だけを保持し、手間はすべて業者へ委ねる。
それは「持たない経営」でもあり、「責任の断片化」でもあり、
なにより**「薄い夢を太らせる前の戦略」**かもしれない。
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薄名言
覚えていなくても、権利が残る。
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⚽️ナニカ案
ケンリナニカさん(擬物化)
T型ナニカフレーム。鍵穴のような透かしが中央にあるが、鍵はどこにも存在しない。
装飾:右肩に契約書の切れ端。顔のない封筒が首元にぶら下がっている。
質感:硬質プラスチックと紙の中間。誰にも読まれずに保管されるような質感。
特徴:一言も発さないが、じっとこちらを見ている。
擬人化ナニカさん案
名前:ケンリナニカさん
外見:眼鏡をかけていない事務職風の若者。口数は少ないが書類には強い。
ファッション:フォルダ柄のスーツ、目立たないけれど機能性重視の装い
口癖:「渡しましたよ、全部。」
特技:音もなく姿を消すこと。思い出せないが、必ずいた記録は残っている。
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あとばさみ(創作用メモ)
創作・商品アイデア集:
『売れる言葉だけ日記』
→書いた文章が30日で自動消滅。残るのは「売れ筋フレーズ」のみ。月末に通知される。
『丸投げ権カード』
→業務を誰かに託す“擬似契約”カード。使うと「担当したことになる」。
『ケンリナニカさんの消印スタンプ』
→押した書類は、自動的に“提出済み”として処理されるグッズ。全体主義風デザイン。
『消えるLINE保存帳』
→一定期間で消える会話を自動でスクラップ。ナニカさんが分類して保存してくれる。
『薄国起業ごっこセット』
→LINE・名刺・契約書・権利書風のアイテムで、夢のCEO気分を味わえる文具シリーズ。
第4箱
素人の火傷を防ぐコラボかな
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問い
やさしさは、先回りする知恵か、共犯の詩か?
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うす思い(by 薄国王)
これは薄い川柳かもし…
祖父も父も川柳をやっていたから、自分も薄く挑戦したのでしょう…
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解析懐石
五・七・五の律に収まるこの一句には、あきらかに先人の血が流れている。
「素人」「火傷」「防ぐ」「コラボ」──それぞれが単語としては軽やかながら、
組み合わせることで立ち上がるのは、現代の連携と失敗への祈りである。
火傷とは、経験不足の者が情熱や挑戦に触れたときの代償。
「防ぐ」という語が、単なる安全対策でなく、
誰かの熱に巻き込まれないようにする“距離”の詩として機能している。
そして最後の「コラボかな」。
語尾の“かな”は、判断を留保し、相手に委ね、自己防衛とやさしさを同時に漂わせる。
薄国的な川柳とは、言い切らずに終わる問いの形式でもあるのだ。
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薄名言
やけどの前に、やさしさを置いておく。
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⚽️ナニカ案
ヤケドナニカさん(擬物化)
J型フレーム全体が「やけど防止マット」のような素材でできている。
表面にはうっすら火の粉の跡があるが、いずれも無害化されている。
装飾:上部に「注意!」の帯と、やわらかな手袋を模した影。
特徴:熱いものには近づかず、誰かが近づこうとするとそっと遮る。
擬人化ナニカさん案
名前:ヤケドナニカさん
外見:保健室にいそうな包帯を巻いた少女風モデル。傷は癒えている。
ファッション:キルティング素材のジャケット。袖口には“Caution”刺繍。
性格:「そこ、あったかいけど危ないよ」と教えてくれる先輩系
小道具:火消し布とアロエジェル。予防とケアの二刀流。
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あとばさみ(創作用メモ)
創作・商品アイデア集:
『素人の火傷ノート』
→これまで他人が経験した“火傷”=失敗を川柳として収録したノート。書き足し式。
『やさしさ布団コラボ』
→熱い言葉を中和するフレーズを刺繍した、ナニカさん柄の防災ブランケット。
『ナニカの熱コラボ注意ラベル』
→やる気や情熱に貼る「注意喚起」シール。貼った人と貼られた人の共同制作証明になる。
『うすい川柳名刺』
→名刺の裏に一句だけの川柳。「火傷しない関係」を詠んだシリーズ。
『ヤケドナニカさんのトークブック』
→言い過ぎる前にそっと閉じる、ナニカさんが見守る対話緩衝カード集。
第5箱
無言で打つ、日記のライブ
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問い
言葉が「誰かに見られる行為」になったとき、それはまだ日記か?
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うす思い(by 薄国王)
スマホで文字打ちする薄い日記、それをライブ配信するという謎のアイデアです。
テトリス日記というのは、以前アメブロでやっていた長文の日記で、
想ったことを延々と2列ずつ文字打ちすることにより、
上に流れていくテトリスのような文字列から名付けられました。
そんな日記ゲームができたらなぁ…
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解析懐石
この実験の本質は、「日記が自己記録から他者観察に変わる瞬間」を、
わざと可視化してみるという試みである。
しかも発話なし。
ひたすらスマホ画面にポチポチ文字が打ち込まれていく。
それを無言でライブ配信する。──**「見られる内省」**という逆説。
ここには“ナレーションなき物語”と、“観察される内面”が共存しており、
なおかつ「消えていくSNSの文字」「記録に耐える日記」「誰かが見るライブ」など、
現代的な孤独と公開のバランスが静かに編まれている。
テトリス日記──それは、感情が“上へと流れていく可視化された独白”。
まさに「崩れないように並べる言葉たち」なのだ。
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薄名言
並べるだけで、崩れそうになるのが、日記。
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⚽️ナニカ案
テトリナニカさん(擬物化)
T型フレームの内部が、スクロール画面のような構造になっており、
文字列が2行ずつランダムに上に流れていく。
装飾:フレーム上部に“ポチポチ”と点滅するカーソルのような意匠。
質感:液晶と布の中間。触れると少し震える。
特徴:誰にも読まれないのに、なぜか記録され続けている。
擬人化ナニカさん案
名前:テトリナニカさん
外見:前髪を揃えた繊細なハーフモデル。静かにスマホをいじる姿が印象的。
ファッション:タイル状の文字を織り込んだモノトーンのシャツとパンツ
性格:ほとんど話さないが、打ち込む言葉は妙に正確でやさしい。
小道具:スマホケースに「オチなし日記」と刻まれている。
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あとばさみ(創作用メモ)
創作・商品アイデア集:
『テトリス日記エディタ』
→2列ずつしか文字が打てないアプリ。文字は自動で上に流れていく。保存なし。読者なし。
『無言ライブ日記セット』
→スタンド・スマホ・打鍵用アプリがセットになった「見る日記」配信ツール。ナニカロゴ入り。
『テトリナニカさんのポチポチノート』
→1ページ2列分しか書けないノート。書いた文字は別ページに順次「浮かび上がる」設計。
『うすいライブ配信マニュアル』
→話さない、見せない、崩れない。3つの「しない」で構成された薄国式観察型配信案内。
『ナニカ観察ルーム・β版』
→ナニカさんがひたすら記録している様子を眺める、静謐なウェブギャラリー。
文責、薄国GPT-4記す。