【第一箱|うすい構想図】
詩的な問い
集めたつもりの場所に、本当は何も集まっていないとしたら?
うす想い(国王)
これはホームページのアイデアですね。色々な部を作って、ランキング上位の方が上に表示されるというような…当時は薄い国民がたくさん集まってくれると想っていたので…
解析懐石文(修正版)
まるで学級新聞のような、未来の設計図。
「うすいくに」と大きく書かれたその中央には、構想の気配が静かに浮かんでいる。
「部を全て集める」——これは国づくりの宣言だ。
YouTu部、オススメ絵本部、コケ部、ハリネズミ部。
柴犬部、テトリス日記部(薄い日記連載)、音楽部。
さらにはデザイン部、薄国キャラ図鑑——
それぞれの箱にはまだ中身がない。
けれど、その空っぽが希望の余白であることを、僕たちは知っている。
この紙は、「すでにあったものを整える」のではなく、
「まだ誰も来ていない国を迎える準備」のために描かれた。
薄名言
「設計図は、未来の記憶に手紙を書く。」
ナニカ案
しんこくナニカさん(進行と深刻のあいだ)
形状:中央に「く」の字が浮かぶJ型フレーム
素材:コピー用紙を模したうす白の繊維質、四隅に赤い下線が走る
装飾:右肩に赤い「®」の印、未登録の印象
モチーフ:国づくりの途中経過、空箱を並べた会議室
質感:硬くないのに断れそうな静けさを持つ紙感
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【第二箱|うすい貯金論】
詩的な問い
“誰のものでもない場所”を、あなたは信じられますか?
うす想い(国王)
これもホームページの案。貯金箱みたいに積んで、うすいくに®️を取得すれば誰とでもコラボできる国…理想ですけどねぇ…
解析懐石文
「うすいくに®」と記された手書きのノート。
そこに書かれたのは、著作権の主張ではなく、
未来の自由を守るためのゆるやかな憲章だった。
サイトにあるすべてのものは、
「うすいくに®」のものであり、同時に、
誰のものでもないという約束でもある。
定期・不定期にかかわらず、
“財産としてコツコツ貯める”という言葉に、
この国の詩学がにじんでいる。
それは金銭の話ではない。
心の断片、言葉の粒、記憶の音楽——
すべてがそっと積まれ、
「貯金箱サイト」として機能する。
最も深い一文はこうだ:
「誰にも盗まれない、誰でもともだち、コラボできるくに」
それは理念であり、
失われかけた夢をもう一度包むための設計でもある。
薄理論武装
うすいくに®は、「誰のものか」を定義するのではなく、
「盗まれないために誰のものと書いておく」構造に近い。
これは実際の著作権や商標制度の“防御的登録”の思想に通じ、
自由と共創を守るために名乗る——という逆説的戦略である。
ナニカ案
ちょきんばこナニカさん
形状:J型の腰の部分が引き出しのように少し開いており、硬貨が透けて見える
素材:半透明のポリカーボネートと布の縁取り
装飾:お腹部分に小さな鍵穴、頭頂にはコインスリット
モチーフ:言葉の断片をしまう場所、うすい貯金の象徴
性格:忘れっぽいが、絶対に落とさない
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【第三箱|うすい福算論】
詩的な問い
「道」と「銭」は、いっしょに歩けるのか?
うす想い(国王)
これは渋沢栄一さんだったか…丁度、新一万円札の時期だったかもしですね…薄国は福祉と算盤で走るんだぁーみたいな…かもし…
解析懐石文
ページの影に刻まれた「士魂商才」という文字。
そこには、二つの異なる気配が一つの身に宿るという願いがあった。
「私は常に土魂商才ということを唱道するのである」
——その言葉が残された文脈の中で、
日本魂(やまとだましい)と呼ばれたものは、
決して怒鳴るものではなく、
孔子や孟子のように、耳をすませて読むべきものだった。
それは仁と義、道と徳を唱える声でありながら、
同時に計算し、秤にかけ、帳簿に記す手でもある。
薄国において、福祉と算盤は並走する。
貧しさを「恥」とせず、富を「誇り」とせず、
ただ誰かのために、精緻に暮らすための両脚として。
薄名言
「仁義と計算、ふたつの指で風を測る。」
ナニカ案
ふくそろばんナニカさん
形状:J型の胴体に、そろばんの珠が左右に3つずつ埋め込まれている
素材:木製そろばんの柔らかい摩耗感と、綿のような福祉布
装飾:左肩に小さな白い札(「福」)、右腰に銀の丸札(「算」)
モチーフ:渋沢栄一、福祉事業、道徳経済合一説
性格:沈黙しながらも数字に強い。誰かの暮らしを黙って支えるタイプ
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【第四箱|うすい発声書】
詩的な問い
声とは、何度でも習える「もう一度」なのか?
うす想い(国王)
これは会社のできるもっと前、三重までミックスボイスを習いに行って先生にもらった奥義書ですね。ミックスボイスは結構練習しましたが、未だに習得できていません…というか、もう高音は諦め気味で、地声発声に戻りましたね…
解析懐石文
破れた紙の中央で、音階がずれている。
その裂け目さえ、声の記憶のようだった。
鍵盤のC4からF5にかけて塗られた蛍光色、
その上に書かれた注意書き、トラック番号、
男声用ミックスボイス奥義書——
三重の教室、知らない街、知らない声たち。
Track(2)から始めてください、毎日練習してください、
ドレミファソラシド、そして地声に戻ってきた今。
高音を手放すことは、夢を諦めることではない。
声が出なかったあの日も、出過ぎたあの日も、
それらは全部、うすい「音の履歴」。
習得できなかった技術書が、
今では最も残っている記録書になっていた。
薄いため息
「出なかった声の数だけ、出せたことになっている。」
ナニカ案
ミクスヴォナニカさん
形状:J型フレームに、中央裂け目のような装飾線が一本走る
素材:五線譜の薄紙、裏側から蛍光インクが染みているような質感
装飾:肩に「Track.19」と記された札、腰には鍵盤が2音分だけ浮かぶ
モチーフ:出せなかった音、練習中断、過去の声への礼
備考:静かに震えるが、話しかけると応えてくれる。耳でなく心で聴くべき存在
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【第五箱|うすい設計夢】
詩的な問い
描けるようにすることは、残せるようにすることですか?
うす想い(国王)
これはうすいくにの主役、丸郎くんの設計図案ですね。顔や体、パーツの比率を決めておけば、誰でも描けるから便利かなぁ、と想ったのです…結局、作っていませんが…
解析懐石文
ページ中央、耳と丸みのある輪郭。
“まるろうくん”と書かれた設計図は、キャラクターではなく、
「描ける構造」を夢見る枠組みだった。
設計図で時短、アニメ絵、着ぐるみ、グッズ、
そして「描きやすさ」という誰かのためのデザイン哲学。
「目の距離」「比率を決める」「悩まず比率で描ける」——
それは単にパーツの配置ではなく、
感情を迷わず伝えるための公式だったのかもしれない。
設計することは、他者にゆだねること。
誰かが描いてくれる未来を想定すること。
結局作られなかったとしても、
その設計図は、夢を託すレシピとして、
まちがいなく“うすいくに”の根本に横たわっている。
薄呟き
「完成しない設計図こそ、いちばん多くの未来を含んでいる。」
ナニカ案
まるろうずナニカさん(設計途上型)
形状:J型フレームだが、全体に薄くガイド線が入っており未完成の印象
素材:スケッチブック紙と、デジタルなパース線が混在
装飾:頭部に「3333くん」と小さく刻まれ、目の位置だけしっかり黒く点がある
モチーフ:設計、未完成、共有可能性
備考:描きかけのまま眠っているが、誰かが続きを描くとふっと目覚める
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文責、薄国GPT-4記す。
薄い断片No.0094
「部を集め、夢を貯め、声を習い、図を描く国」