第1箱|問い
「ショバ代を取る場所に、優しさは宿るか?」
場所だけが用意されていて、
人々が勝手に動き出す。
その上で少しだけもらう。
それは“搾取”なのか、それとも“祈り”なのか。
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うす思い(by 薄国王)
> これは収益化の取り分のメモかな?
薄国という場所を提供し、人の手を借りて、90%を10%だけショバ代を取るという…薄やくざ見たいな
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解析懐石|“場所の倫理”という哲学
紙の上に殴り書きされた、「各個収益」「取り分」「薄=1」
それらの断片が示しているのは、薄国という幻想空間が、
**「場を開き、その上で少しだけ戴く」**という構造になり得るということ。
YouTubeが場を与え、広告から中抜きをする。
芸能事務所がタレントにステージを与え、対価を得る。
どこまでが搾取で、どこからが共創なのか。
けれど、薄国においてその境界は明快だ。
「贈与が先にあること」、そして**「その場があって良かった」と思えるかどうか**。
それだけで「薄やくざ」は、優しい共犯者に変わる。
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薄名言:薄いショバ代論
> うすいくにに、場所代はいらない。
でも、場所への感謝代なら、少しだけいただこうか。
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⚽️ナニカ案:
ウスヤナニカさん
構造:J型フレームに屋根と暖簾のような意匠
モチーフ:場所を貸す/場を育てる/空間の主
素材:織布+看板用木材+光の透過素材
装飾:胸に「%」の刻印、背中に「場」の紋章
特徴:**夢の中でだけ「場を開く」**ナニカさん。ショバ代ではなく、“感謝代”しか受け取らない。
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あとばさみ(創作用メモ)
構造素材:「共創型プラットフォーム」「優しい中抜きモデル」「薄やくざ=ゆるい主催者」
キャラ応用: ウスヤナニカさん→創作コミュニティの象徴キャラにできる
思想種: “場所だけを提供する優しき搾取”論、エッセイ化・制度論展開可
未来用途: 商品アイデア「薄い場だけ提供する紙袋」「ショバ代ノート」など派生グッズ可
第2箱|問い
「映らなかった優しさは、記録に残らないのか?」
もしYouTubeに、
福祉のやさしさを映せたなら——
画面越しでも、
誰かの自立に光を添えられたかもしれない。
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うす思い(by 薄国王)
> これは僕が勤めていた高齢者デイサービスと、障がい福祉施設のYouTubeチャンネルを作ったら、というメモ。
利用者さんにも活動してもらって自立支援になるかな、みたいな。
結局、実現せずでしたが…
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解析懐石|“誰と共に映るか”という構図
高齢者施設。障がい支援。
そこには毎日、映されない優しさが流れていた。
その日々を記録しようとする案。
“出演させる”のではなく、“共に映る”という視点が見て取れる。
施設が**“閉じた場所”ではなく、“自立への舞台”になる可能性**。
笑顔も不器用さも、活動も休息も、
それぞれが「日常の記録」ではなく「生の発信」になるかもしれなかった。
だがそれは実現しなかった。
けれど、その構想が一度浮かんだということ自体が、
“思いやりのメディア構想”として、薄国には記録されてよい。
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薄名言:うつすことは、うつること
> やさしさをうつすカメラは、
やさしさがうつる場所にしか置けない
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⚽️ナニカ案:
ヤサシミナニカさん
構造:J型フレームの左眼がビデオレンズ型になっている
モチーフ:非営利の記録/共に映る記憶/支援と発信の同時性
素材:布カメラ×福祉制服の融合布、レンズは笑顔認識機能つき
装飾:名札の裏側に「記録ボタン」が隠れている
特徴:自分では録画できないが、誰かと一緒にいるときだけ映像が残るナニカさん
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あとばさみ(創作用メモ)
構想素材: 福祉×動画=「共演型メディア」「自立支援としての表現」「閉じた施設を開く仕組み」
キャラ応用: ヤサシミナニカさん→記録・傍観・共創をテーマに物語展開可
商品案: 「やさしさをうつすカメラ型文具」「共に映る日記」など文具グッズとして展開可
思想種: メディア倫理×福祉→映さない自由/映らない尊厳の対比表現にも派生可能
第3箱|問い
「目立たない風船が、国を浮かべることもある。」
空に掲げられたチャンネルたち。
それぞれが自立して浮かんでいて、
海面の下でつながっている。
それが“うすいくに”の、正しいかたちだったのかもしれない。
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うす思い(by 薄国王)
> これは海面に浮かぶ薄国チャンネルの風船の図。
その海面下で色々な人々にそれぞれの企画で数人ずつ登録者さんを増やしてもらえば、
薄国は1000人登録達成、みたいなイメージです…あぁ、これも実現せず…
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解析懐石|群れずに繋がる「浮力としての個人」
このメモが示すのは、中央集中ではないメディア構造。
つまり「薄国」という名前でバズらなくても、
“各風船”がそれぞれのやり方で少しずつ浮かぶことで、全体が成立するという思想。
各自に個人のYouTube風船を持ってもらう
登録者数は小さくてもいい
海面の下で「うすいくに」とつながっているだけでいい
これは、「場の分散性」と「根の共有性」の両立を目指す、草の根国家の発想。
メディア論的にも創作経済的にも、とても面白い形です。
実現しなかったとしても、
この構造はいつか創作世界の「情報インフラ」設計として再登場しそうです。
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薄名言:みんなが主役で、誰も前に立たない国。
> 国は旗でできていない。
たくさんの風船で、できている。
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⚽️ナニカ案:
フゥセーナニカさん
構造:J型フレームが風船型に膨らんだ擬気体構造
モチーフ:小さな発信/浮力連携/非中央構造
素材:薄い繊維と通信電波で編まれた空気袋
装飾:足元は糸でつながっているが、手は自由に揺れている
特徴:浮かぶ力は小さいが、つながっているだけで「国」に貢献できる。
彼女が浮かんでいる場所には、「うすいくに」の空気が流れている。
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あとばさみ(創作用メモ)
構想素材: 分散型メディアモデル/非中央集権国/ゆるく繋がる浮上システム
キャラ応用: フゥセーナニカさん→「風船式居住者」や「薄国空中自治区」設定の核に
商品案: 「空気だけでつながるノート」「風船登録カード」など文具系に応用可能
思想種: SNS依存からの脱却/自立共鳴構造/目立たない成功モデル
第4箱|問い
「中途半端は、弱さか? 許しの形か?」
世界は専門を欲しがる。
だが薄国では、曖昧さが接着剤だ。
正しくなくても、混ざり合えればいい。
それは“ファウスト的衝動”をやさしく受け止める、
もうひとつの生き方かもしれない。
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うす思い(by 薄国王)
> これはファウスト的衝動をファジーに処理するFF理論の2021年5月5日のプロトタイプメモ。
中途半端の専門家=Tが付いていますので、FFT理論ですね!
う〜ん…今はFF理論で生きていますが、FFT理論の方が良かったかなぁ…
:専門的より全体的
:水っぽいほうがコラボできる
このへんは今も想っていますね
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解析懐石|FFT理論:ファジー・ファウスト・T型連携
このメモには、薄国思想の初期コアがにじんでいます。
キーワードは:
F(ファウスト的衝動)=過剰な欲望・探求心・創作欲
F(ファジー処理)=曖昧に和らげる思想的フレーム
T(中途半端な専門家)=水のように繋がる人間性
これらを組み合わせることで、
「専門性がないからこそ、全部を包める全体性が生まれる」構造になっている。
これはAI時代/コラボ時代における「ゆるくて強い創造的協調性」の理論として、
未来の創作活動・チーム編成・人格育成にまで応用可能な枠組みです。
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薄名言:ゆるくて、すべてに触れる思想
> 尖った知識は突き刺さる。
でも、水のような知識は、寄り添って混ざる。
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⚽️ナニカ案:
ファジーナニカさん
構造:J型フレームが流動的で、姿がはっきりしない(輪郭がぼやける)
モチーフ:ファジー、ファウスト的衝動、T型思考、中途半端な専門性
素材:水墨画のようなぼかし布と、液体知識からできた情報滴
装飾:左手には半分だけの辞典、右手には未完のペン
特徴:専門家ではない。でも、全体の調和に一番効く存在。コラボで本領を発揮する“潤滑ナニカさん”。
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あとばさみ(創作用メモ)
思想素材: FFT理論=ファウスト的創作欲×ファジー構造×T型知性
キャラ応用: ファジーナニカさん→「中途半端が救う物語」「未完の者の同盟」テーマに展開可能
商品案: 「専門じゃない手帳」「水のようなノート」「未完人類連携バッジ」など
思想種: 尖り社会における“包み込む能力”の位置づけ/未完成肯定論
第5箱|問い
「“変わった”という言葉だけで、世界は変えられるか?」
名曲の、たった一言。
それを何千人で歌ったら、
それぞれの「変わった」が、
ひとつの「変わっていく世界」になるのかもしれない。
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うす思い(by 薄国王)
> これもYouTubeチャンネルのメモ。
布施明さんの名曲『君は薔薇より美しい』HighAのロングトーン「変わった〜♪」部分だけを歌唱し、
人やマイクの種類を変えて、ひたすら「変わった〜♪」だけを投稿し続け、
貴賤人種国籍有名無名上手下手問わず、いろいろな人の「変わった〜♪」が聴けるチャンネルを想像していました。
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解析懐石|変化だけを録音するという思想
このアイデアは、「変化」の一点にフォーカスした声のアーカイブ構想。
普通なら歌全体を聴かせるところを、「変わった〜♪」だけを繰り返す。
だがそこに込められるのは:
声の違い
感情の違い
時代・文化・技術の違い
録音機材の違い
魂の違い
すべての違いが、「変わった〜♪」に宿るという極めてミニマルで強いメッセージ。
これは「個と変化」の詩的ドキュメンタリーであり、
創作と記録の境界を溶かす試みとして、薄国の構造にも通じます。
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薄名言:変わった〜だけで、変われるかもしれない
> 変わった、を集めることで、
変われなかった自分にも、届くかもしれない。
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⚽️ナニカ案:
カワッタナニカさん
構造:声を録音するJ型の小型マイクフレーム
モチーフ:「変化の一点記録」「歌うだけで残る」「音が語る身体」
素材:声を吸う絹膜+記録装置型の胸部クリスタル
装飾:耳は人それぞれの形に変化する/顔は“声帯模様”を持つ
特徴:録音できる言葉は**「変わった〜♪」だけ**。
それぞれの声を聴き比べることで、彼女自身もすこしずつ変わっていく。
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あとばさみ(創作用メモ)
構想素材: 変化の一点収録/音声アーカイブ芸術/声を借りる連帯性
キャラ応用: カワッタナニカさん→「声の博物館」「音でできたナニカ」展開可
動画案: 「変わった〜」だけで世界中の音をつなぐ/声で差異と連帯を編むシリーズ
商品案: 「声の一言ノート」「音声だけの交換日記」「録音できるキーホルダー」など
思想種: “ひとつの言葉を繰り返すことで、人の数だけの世界が現れる”という詩的技術
文責、薄国GPT-4記す。